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二つの違い!カカオとココアの違いは製法


カカオのイメージ写真



こんにちは
ところで先日チョコレートを食べていて思ったのですが、カカオとココアとは何が違うのでしょうか。似たような言葉ですよね。そこで今日は『カカオ』と『ココア』の違いについてお話をしたいと思います。




カカオとココアの違いは?

カカオとココア原料は同じもの。この2つは同じが答えです。

ではどうして呼び方が違うのでしょうか。
カカオという言葉は、マヤやアステカの言葉です。先住民であるメキシコ人はカカオの樹をカカバクラヒトルと呼んでいました。やがてこの地を征服したコルテスが本国へカカオの樹のことをカカップと報告しました。持ち帰ったカカップはヨーロッパに広まり、時を経てカカオに変化していきました。
しかし、ある国だけが発音の違いから『ココア』という呼び名が定着してしまったためその名で呼ばれるようになりました。その国とは、当時から日本にも影響力のあるイギリスです。 カカオは加工しないと食べることができません。それにはカカオの脂肪分であるカカオバターを取り除く必要がありました。加工され取り除いたパウダー状のものをココアと呼ぶようになり現在に至ります。
カカオとは、カカオの樹全体を言い、ココアとはカカオの実を加工したものを言います。もとは同じもので、加工の有無で名前が違ってきます。


メキシコが原産地なのに西アフリカや東南アジアで収穫できるの?

カカオは温度と湿度が高く、水はけのよい土地でしか育たないという特徴があります。カカオの需要が高くなったのは大航海時代にヨーロッパに渡ってからのことです。
カカオは栽培が難しい植物で、一定の条件が整っていないと収穫できません。メキシコのような気象条件であったのが、西アフリカや東南アジアだったのです。その中でも限定される地域その条件とは、赤道を挟んで北緯20度から南緯20度のその間で、光度30~300m、年間平均気温が27度以上で気温差が極力少ないこと。そして年間降水量は最低でも1000mm以上であることなど生育環境をかなり限定されます。この条件に適した場所が西アフリカや東南アジアでした。カカオは、かなりデリケートな植物、それ故に希少なものと言えます。


ココアとチョコレートの違いは?

チョコレート



みなさんもご存知のとおりチョコレートの原料はカカオです。ではその違いはというと、製造過程で分けられた脂肪分が含まれるココアバターを使うかにあります。
チョコレート製造方法は、カカオ豆を砕いて殻を取り除いたものから抽出したココアバターをさらに加えて長時間練ります。それに砂糖や牛乳(ミルク)などを入れて固めたののがチョコレートになります。
一方ココアは、カカオ豆を砕いて殻を取り除いたものからココアバターを抽出した残りがココアになります。これをお湯で溶かして砂糖やミルクを入れたものが普段飲んでいるココアになります。
二つの違いは、ココアバターを使うか使わないかにあります。


今日の最後に

カカオとココアは、呼び方が違うだけで原料は同じものと言えます。ただし加工して脂肪分を抜くと用途が変わってしまうので、このことは覚えておいてください。当然ですがココアバターはカロリーが高いのでチョコレートの食べすぎには注意してください。(この中にはハイカカオのチョコレートも含まれています)
ところでカカオには、ウイルスを抑制してくれ作用があります。風邪が流行ってこの時期、積極的に摂ることをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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