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【教えて】角砂糖はどうやって固めているの?


角砂糖




こんにちは
最近思ったこと。
「角砂糖って見かけなくなったなぁ」
現在ではあまり見かけなくなった角砂糖、きれいな形ですよね。
あのきれいな形はどうやって作っているのでしょうか。そこで今日は『角砂糖』の話をしたいと思います。



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角砂糖はこうして作られている

砂糖を立方体にする方法その答えは、

ラニュー糖に糖液を加え立方体型に入れて押し固めて作ります


角砂糖はグラニュー糖から作られています。グラニュー糖に糖液(サトウキビなどを使って砂糖を製造するときに、原料を砕いて汁を搾り不純物を取り除いた液)で湿り気を与える程度加えます。四角い型(成型機)に入れて押し固め、乾燥機で水分を取り除いて完成です。
きれいな立方体になる理由は、液体を加えて湿らすことであの形になるわけです。
ちなみに、角砂糖の重さは一個約3~4gで統一されています。


角砂糖の考案者は?

角砂糖が初めてつくられたのは、1843年に現在のチェコ東部・モラヴィア地方のダチツェ村で砂糖精製工場を経営していたヤクブ・クリシュトフ・ラド氏により商品化され売り出されました。当時の砂糖は30cmほどある長い円錐形に固められていました。そしてこの塊を削って使っていましたが、使いやすいように小さくしようというアイデアから、現在のような形と大きさが誕生しました。


角砂糖のウラ話

この砂糖を使いやすいように小さくしたにはウラ話が存在します。
当時、必要な分量を塊からナイフで削りとって使用していました。しかし1841年の夏のある日、このヤクブ・クリシュトフ・ラド氏の奥さんが砂糖を削り取る作業の合間に指を切ってしまいます。そして奥さんが「もう手を切らないでいい様に何か良い方法を考えて」とヤクブ・クリシュトフ・ラド氏に頼んだのです。そしてその年の秋に誕生したのが角砂糖でした。その後、奥さんが最初の角砂糖を手にしたのが、あの怪我から2~3ヶ月してからの事でした。
1842年末にはウィーンで販売特許の申請され、1843年の1月23日にこれが認められ、すぐにウィーンで「紅茶用の砂糖」として販売が開始しました。
角砂糖が作られたウラには、奥さんを思う気持ちがあったのです。


日本での誕生

日本初の角砂糖は1907(明治40)年、松江春次が日本製糖株式会社・大阪工場工務長に就任したころに作られました。
ちなみに、砂糖王の異名を持ち業績を称えて造られた銅像サイパン島のミドルロード沿いにある公園にあります。そして今なおサイパン高校の教科書では、松江春次のことを教えています。




今日の最後に

角砂糖がきれいな立方体をしている理由は、糖液を加えることで成形しやすくしているからです。そしてこの形を生み出したのがチェコのヤクブ・クリシュトフ・ラド氏です。現在もなお糖液が使われていることは、凄い発見だったのですね。しかし、角砂糖の需要は減少しているそうです。この先もあの白くきれいな形は残ってほしいですね…。
今日は角砂糖の形についてのお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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