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ニンニクの語源はどこからきたの?

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ニンニクの語源




こんにちは
食材の中にニンニクというものがあります。
ニンニクという呼び名は少し変わっていると感じませんか。植物なのに、ニクという文字が付いています。どう考えても変わった名前ですよね。
そこで今日は『ニンニクの語源』についてのお話をしたいと思います。



ニンニクの語源

ニンニクは、仏教用語の「忍辱(にんじょく)」が語源となっています。

 この言葉は侮辱や苦しみに耐え忍び心を動かさないことを意味しています。仏教では、臭気の強い五種の野菜を「五葷(ごぐん)」「五辛(ごしん)」と言い、これを食べると情欲・憤怒が増進するとして、僧侶たちは食べることを禁じられていました。しかし、五葷のひとつである「にんにく」を、僧侶たちが隠し忍んで食べたことから、「忍辱」の語を隠語として用い「にんにく」と呼んだことが語源となりました。
「にんにく」と呼ばれるようになったのは室町時代初期のことで、1454年に飯尾永祥が著した「撮壌集(さつじょうしゅう)」には「葫(にんにく)和名大蒜」、1548年に成立した辞書「運歩色葉集」には「葱蓐(にんにく)」と記載されています。 ニンニクにはもう一つ語源の話があります。強い匂いからきたという説で、ニホヒニクム(匂悪・匂憎)が縮まってニンニクになったとするものです。またカニホヒニク(香匂憎)からという説もあります。
この2つの説で最も有力なのが仏教用語からきた説になります。
ちなみに、地域によってはニニク(島根・広島)、ニニグ(秋田)、ニニョグ・ニニョゴ・ニンニョゴ・ニンニョグ(津軽)、ネネク(島根)などとも呼ばれています。


ニンニクは滋養強壮だけではない

ウイルス撃退


 
 ニンニクと言えば滋養強壮と想像される方も多いと思います。しかし、注目すべきは殺菌作用です。ニンニクに含まれるアリシンという成分に、非常に強力な殺菌力があります。 アリシンはニンニクの刺激臭の元となる物質で、摂取することで風邪やウイルスなどに効果を発揮します。ただにんにくの殺菌力は2日ほどで消えてしまうため、こまめに摂取し続けることが大切になります。
殺菌効果以外にも、抗酸化効果、ガン予防効果及び体力増強、疲労回復効果などの効果があり、これらもウイルス撃退に繋がるので積極的に摂取することをお勧めします。
ニンニクは臭うからとお悩みの方には、十分に加熱してみてください。加熱することで刺激臭は消えます。


今日の最後に

 ニンニクの語源は、仏教用語の「忍辱(にんじょく)」から付けられている説が有力です。ニンニクを漢字で書くと「大蒜」「葫」となりますが、これは中国からの表記が由来となっています。現在では漢字はほとんど使わないので、みなさんが文字にするときには、ひらがな又はカタカナで表記してください。
ニンニクと言う呼び名は少し変わっていますが、食材として栄養面や効能は素晴らしいものです。積極的に摂って、毎日を元気に過ごしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。