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ジャガイモの芽、取り除く目安は深さは5㎜でOK!

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ジャガイモの芽




こんにちは
「ジャガイモの芽には毒がある」このことは誰もがご存知は話ですよね。芽を必ず取り除いてから調理してくださいと言われています。
しかし、どの程度取り除くと安全なのかご存知の方は少ないと思います。そこで今日は『ジャガイモの芽』についてのお話をしたいと思います。

芽が出たジャガイモ




ジャガイモの芽

 ジャガイモの芽には「ソラニン」や「チャコニン」といった人間に有害な物資が含まれています。これらは芽の根元や、光が当たったことで緑色に変色した表皮にも多く発生します。そのまま食べてしまうと、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、頭痛、めまいなどの症状が現れます。このため食べるときは、必ず取り除かなくてはなりません。
それでは、どこまで取り除けば安全なのか説明したいと思います。


安全な目安とやり方
  1. 芽の周辺は2㎜程度、深さは3~5㎜程度くりぬきましょう。(芽が大きい場合は1㎝くらい)

  2. 緑色の皮は1~2㎜程度の厚さで取り除きましょう。


上記が芽や皮をむくときの目安です。しっかりと取り除くことが大切です。心配な方は少し多めでも構いませんよ。


「ジャガイモの芽」、その致死量はどのくらい?

 WHOのデータでは、体重が1kgにつき5mg前後の摂取で致死量になると紹介されています。わかりやすく言うと、体重30㎏の子供が、150mg程度のソラニンを摂取すると致死量となってしまいます。平均的なジャガイモの重さが300gとすると、3~5個ほど皮ごと食べると子供の致死量になるということです。大人の場合は、子供の10倍が目安になります。
また、免疫力の弱い方(大人も含む)が摂取すると、更に少ない1kgにつき3mgほどでも致死量になってしまう可能性があります。


取り除く以外で、毒を取り除く方法はあるの?

 毒を完全に消す方法はありません。

 「揚げると毒が消える」と言われていますが、完全には消えることはありません。例えば、200℃の温度で10分ほど揚げても、毒は4割ほど消滅するだけです。毒の濃度は半分以上も残ってしまいます。

 オーブンに至っても180℃で10分加熱しても3割ほど減るだけです。
一般的なのが茹でですが、こちらはほとんどの毒が残ってしまいます。

 茹でても毒を消すことはできません。ある実験結果を見ても、沸騰したお湯で150分(2時間30分)茹で続けても、毒は消えなかったそうです。

 このようなことから、ジャガイモの加熱は無意味なことがわかります。加熱で毒を消すという行為は根拠のないことなので、必ず取り除いてから調理してください。


今日の最後に

 ジャガイモの毒(ソラニンやチャコニン)は加熱では消えません。毒を除去するには、芽の周辺は半径2㎜程度を深さ3~5㎜でくりぬき、緑色の皮を1~2㎜ の厚さで取り除くことで無害になります。また、ソラニンやチャコニンは水に溶けやすい性質があるので、心配な方はカットしてから水や酢水に10分ほど浸けください。変色もアク抜きの効果も得られるのでお勧めです。

ジャガイモを食べるときには、必ず芽を取り除いてから調理してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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